R. Axelrod著、松田裕之訳『つきあい方の科学』(ミネルヴァ書房、2600円+消費税)

last updated on 2002/07/10

10 発売中
この訳本は、1987年にCBS出版(発売直後HBJ出版局と社名を変更)から発売され、1997年までに5刷を重ねてきましたが、1997年HBJ出版局が和書の販売を打ち切り、1998年5月にミネルヴァ書房から新装版として出版されました
訂正一覧


Axelrod & Hamilton (1981)のScienceに掲載された"The evolution of cooperation"は進化生物学の分野でも見逃せない論文である。その主著者Axelrodが書いた本がこれである。原題は"The evolution of cooperation"。第五章はAxelrod & Hamilton (1981)の紹介である。

目次
1.協調関係の諸問題
2.「しっぺ返し」の成功、コンピュータ選手権において
3.協調への道筋
4.殺しも殺されもしない戦争、第一次世界大戦の塹壕戦において
5.生物における協調関係の進化
6.効果的な選択とは
7.協調関係を育てるために
8.協調関係と社会構造
9.互恵主義のたくましさ
付録A.選手権の結果
付録B.理論的諸命題の証明
本文原注および訳注


訂正一覧。HBJ出版局版、ミネルヴァ書房版(第1刷)に共通

ご指摘いただいた石原英樹氏に感謝します。
9頁後ろから4行目:双方が(支配された選択肢である)裏切り→双方が(支配している選択肢である)裏切り

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