工事中:2003年更新

Ten commandments for nature conservation

I added Commandments 1 and 2 and modified Commendments 6, 8 and 9 to the eight Commandments of "Fragile Dominion" by Simon Levin. (see David C. Krakauer and Martin A. Nowak's book review in NOTICES OF THE AMS 47:564-568 for detail)
1) (Stand in awe of the Nature)
2) (Keep wildlife wilderness)
3) Reduce uncertainty
4) Expect surprise
5) Maintain heterogeneity
6) Sustain modurality (I read as Keep natural features of each reagion)
7) Preserve redundancy
8) Tighten feedback loops (I read as Learning by doing)
9) Build trust (I read as Love people first, nature second);
10) Do unto others as you would have them do unto you

雑誌「理科教室2004年2月号関連資料

生態系保全のための十の戒め

松田裕之

謝辞:上記雑誌に掲載された原稿に対してご意見頂いた植田睦之氏,蝦名晋一氏,鬼頭秀一氏,本間裕昭氏に感謝します.上記原稿並びに本ウェブサイトに誤りがあれば松田の責任です.

サイモン・レヴィン著(2003)重定南奈子・高須夫悟訳「持続不可能性」(文一総合出版)にある8つの戒め(下記3-10,一部改変)に2つの戒めを加えてみました.

1)自然を畏れ敬え
2)野生生物に餌を与えるな
3)不確実性を減らせ
4)不測の事態に備えよ
5)不均一性を維持せよ
6)土地それぞれの風土を尊べ
7)無駄なものをすぐに捨てるな
8)為すことによって学べ
9)自然を愛する前に,人を愛せよ
10)あなたが望むことを人にも施せ

*ダムとサケの遡上の関係については中西準子・益永茂樹・松田裕之編著「演習:環境問題」(岩波書店)を参照


地球上の二酸化炭素濃度の上昇を表すKeeling曲線.(ウェブサイト上で生データが公開され、毎月更新されている)。円内は最近2年間の挙動の拡大図。

図 古生代以降の大気中の酸素(細線)と二酸化炭素(太線)の推定濃度の変化。Berner(1999)及びBerner(1997) より作図。太線は二酸化炭素(左軸)、細線は酸素(右軸)。カンブリア紀(Cm)、オルビドス紀(O)、シルル紀(S)、デボン紀(D)、石炭紀(C)、ペルム紀(P)、三畳紀(Tr)、ジュラ紀(J)、白亜紀(K)、第三期(T)。

京都議定書(英文全文 日本語の概要

日光市サル餌付け禁止条例 全文

イエローストーン国立公園のゴミ放置を戒めるポスター

フリソデガイの個体群動態について:Nakaoka, M. (1996) Dynamics of age- and size-structured populations in fluctuating environments: Applications of stochastic matrix models to natural populations. Researches on Population Ecology 38:141-152.この論文は有名な教科書Caswell H (1998) Matrix population models.2nd edition, Sinauer, Sunderlandに紹介されている.

遷移と撹乱の釣合により多様性は維持される(鷲谷いづみ・松田裕之(1998)生態系管理および環境影響評価に関する保全生態学からの提言(案). 応用生態工学 1:51-62)

遷移と撹乱をとめて保全しようとした例:中池見液化天然ガス備蓄基地維持保全エリア(環境生態学序説を参照)

順応的管理の例:エゾシカ保護管理計画

WWF Living Planet Report (生きている地球レポート)
あなたも自分の生態学的足跡を計ってみようEcological footprint(エコロジカルフットプリント)

世界各国のカロリー摂取量と寿命の関係(世界銀行,TBSブリタニカ年鑑より作成)いろんなデータベースをウェブサイト上で検索して、作ってみよう。

環境保全活動・環境教育推進法の基本方針に関する情報(フォーラム「環境教育推進法を考えよう!」のページ