S-018 (日本生態学会大会シンポジウム)

生物多様性の総合評価−生物多様性条約COP10に向けて−

2009年3月19日9:15-12:15 岩手県立大学

工事中

企画者 中静透(東北大学大学院生命科学研究科、生物多様性総合評価検討委員会) 永津雅人(財団法人 自然環境研究センター)

概要 2010年は生物多様性条約(CBD)が掲げる2010年目標(2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させるという目標)の達成状況を評価する年であり、国際的に、地球規模の生物多様性の評価が行われている。2010年のCBDの第10回締約国会議(COP10)は日本で開催予定であり、また第3次生物多様性国家戦略においても「生物多様性の総合評価を実施する」と示されたことなどから、生物多様性の総合評価を行い、国内外へ広くアピールすることが強く求められている。
これを受け、本年度より日本における生物多様性の総合評価が、環境省の設置する生物多様性総合評価検討委員会により開始された。今後およそ2ヵ年をかけて、生物多様性の状況を把握するための指標の開発とそれらの指標を用いた総合評価を行うこととしている。
本シンポジウムでは、これまでに検討された指標及び評価結果等を中間報告として発表し、多くの生態学者に広く意見を求めることで、よりよい指標開発や評価を進めていくことを目的とする。中間報告、講演に続き、総合討論を行う。

演者と演題(案)
1.生物多様性総合評価の中間報告:中静透(東北大学大学院生命科学研究科、生物多様性総合評価検討委員会)
2.植物レッドデータブックを基にした絶滅リスク評価とホットスポット解析:矢原徹一(九州大学大学院理学研究院)
3.指標種を用いた里地里山の生物多様性の評価と空間生態学モデルを用いた地図化・将来予測:*鷲谷いづみ,角谷拓,西原省吾,須田真一(東京大学大学院農学生命科学研究科)
4.生物多様性の評価と生態系のリスク評価:*松田裕之(横浜国立大学環境情報研究院),田中嘉成(国立環境研究所環境リスク研究センター)

問合せ先:松田裕之