東日本（東北関東）大震災情報

　 　更新　このサイトの問合せ先、より的確な情報は　松田裕之公開書簡コメント宛にお願いします。
（このサイトは学会等の見解ではありません。私個人がもっとも説得力があると思われるものを集めたものであり、私自身が専門家として判断している部分はほとんどありません。）

• 2012.9.21　日本生態学会生態系管理専門委員会・日本植生学会企画委員会・日本水産学会環境保全委員会の｢お願い」について(会長からのメッセージ)
• 2012-09-26　チェルノブイリ調査報告
• 2012-08-05 日経エコロジー論点争点で放射線リスク問題の対談
• 2012-01-21 ニコニコ生放送補足
• 2012.1.11　保高徹生博士「農業と経済」原稿
• 2012.1.13　日本農学会テクニカルリコメンデーション
• 2011.6.17　日本学術会議会長談話
• 2011.4.8　東日本大震災からの復興に向けた日本水産学会の行動計画

以下は2011.5.23現在までの情報

現状分析→	被災状況	電力需給見通し	原発事故と放射線濃度	食品の安全性	生態系への影響
復興戦略→	三陸沿岸復興	節電のために	安井至氏「３．１１後で変わった価値観」
関連サイト→	日本水産学会3.29勉強会	日本学術会議の取組み	London公開科学会議企画

被災状況(2011.5.23現在)

以下の日本水産学会3.29勉強会の参考資料をご覧ください。(日本水産学会の行動計画)

• 参考資料1　社団法人海洋水産システム協会　システム協会会員情報（法人・賛助会員）
  今回被災された会員各位（メーカー営業所等も含む）と状況　会員外情報
• 日本水産学会3.29勉強会参考資料３　岩手県さけ･ます増殖協会
  岩手県内のふ化場及び漁協の津波被災状況
• 参考資料４　水産総合研究センター　関係機関に関する情報　(添付)
• 参考資料５　海面漁業への影響(添付)
• 農林水産庁平成23年(2011)東北地方太平洋沖地震の被害と対応に最新情報
  例：水産庁　東北地方太平洋沖地震の被害状況（日本水産学会3.29勉強会参考資料10）
  http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/saigai/pdf/110324-02.pdf
  http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/saigai/pdf/110324-01.pdf

生態系への影響(2011.5.23現在)

• 2010年チリ大地震の例：Castilla1 et al (2010) Effects of rocky shore coseismic uplift and the 2010Chilean mega-earthquake on intertidal biomarker species. Mar Ecol Prog Ser 418: 17-23.

電力需給見通し・エネルギー政策(2011.5.23現在)

• 原発政策の見直しは必至（根拠検索中）
• 環境エネルギー政策研究所　所長 飯田哲也、主席研究員 松原弘直「無計画停電」から「戦略的エネルギーシフト」へ
• 東京電力管内の発電状況
• どなたか、東北電力管内の発電状況をご存知ですか？

節電のために(2011.5.23現在)

• 東京大学岩船由美子先生の「緊急節電」サイト　夏の計画停電は何としても阻止できるよう、力をお貸しください。

原発事故と放射線濃度　(2011.5.23現在)

• ガジェット通信：『「最悪のシナリオ」という脅しに騙されないために 』にある北村正晴東北大学名誉教授の意見：たとえ炉心溶融による再臨界がおきても、チェルノブイリのような被害は起きないという予測です。
• 福島原発の放射能を理解する　カリフォルニア大学Monreal氏による講演のスライド　英語講演(ビデオ)、スライドの英語と日本語があります。基本用語の英語を知るにもお勧め。彼もチェルノブイリにはならないと予測。しかし、使用済み燃料貯蔵プールで燃料発火が起きたとすれば、それが最も深刻だと書いています。
• 外部被曝についてby山内正敏氏（スウェーデン国立スペース物理研究所）「残念ながら、どの組織も『どこまで放射線レベルが上がったら行動を起こすべきか（赤信号と黄信号）』 を発表していません」というリスク管理に共感します。
  (4)妊娠初期（妊娠かどうか分からない人を含めて）の場合、居住地近くで0.03ミリSv／時に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号
  (7)もしも原発の場所で急に5ミリSv／時以上の変動が見られたら、風下100km以内の人はなるべく屋内に退避し、100km以上でも近くの放射能値に随時注意する = 黄信号　だそうです。大気中の放射線濃度は、火災発生時に一時的に12mSV/時になりましたが、それ以後は5mSv/時を超えてはいないと思います。
• 日本水産学会3.29勉強会参考資料７　文部科学省　福島第1原子力発電所周辺の海域モニタリング結果
• 原子力安全委員会:環境放射線モニタリング指針（「安全神話」といわれますが、ちゃんと緊急時の対処法が文書になっています）
• 文部科学省原子力災害対策支援本部「海域における放射能濃度のシミュレーションについて」

食品の安全性

• 松田の見解　「福島第一原発による放射線の健康リスクを計算する」(2012.1.22)
• 日本学術会議会長談話
• 吉田勝彦博士「水産物の放射能汚染をどうみるか」　htm　pdf
• 日本水産学会では、第五福竜丸事件などの時代に多くの放射能関連の研究事例があります。 日本水産学会3.29勉強会参考資料9　(添付)日本水産学会誌放射能関連文献
• 日本分析センター企画室「放射線データベース」：1960年代の米ソの核実験が盛んだった時代や1986年のチェルノブイリ後の値
• 生態リスクCOEのサイト　伊藤公紀氏：放射線被曝の健康影響について(English version)　岡敏弘氏：放射線リスクへの対処を間違えないために(English version)

三陸沿岸復興(2011.5.23現在)

• 安井至氏の「３．１１後で変わった価値観」（彼の「市民のための環境学ガイド（時事編）」は震災全般、環境問題全般に大いに参考になります）
• 「東日本大震災からの復興に向けた日本水産学会の行動計画」
• 日本水産学会3.29勉強会参考資料2　他地域における災害復興事例;社会基盤と生活の復興対策
  山古志復興新ビジョン：住民主導による創造的復興に向けて<資料編>
  http://www.yamakoshi2004.jp/contents/release/data/009.pdf　のPP76-79

日本学術会議の取組み(2011.5.23現在)

日本学術会議幹事会声明
東北・関東大震災とその後の原子力発電所事故について
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-kanji-2.pdf

日本学術会議議緊急集会「今、われわれにできることは何か？」
緊急報告http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/k-110318.pdf

日本学術会議東日本大震災に対応する第一次緊急提言
http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110325.pdf

日本学術会議会長談話