日時:2012年6月22日9:00-12:00
場所:屋久島離島開発総合センター 第1会議室(屋久島町役場宮之浦支所横の2階)
(1)開催の趣旨
屋久島における他の保護区制度とユネスコエコパーク(BR)を比較し、BRの果たすべき役割、解決すべき問題、BRを活用した解決方法、目標と手順を議論し、保護区制度の地域における役割、その管理運営において科学者が果たすべき役割について議論します。
(2)参集者
BRの担い手として期待すべき地域関係者、屋久島の研究者(自然、地域等)、行政関係者、総合地球科学研究所「地域環境知プロジェクト」メンバー。
(3)主催 日本MAB計画委員会; 共催 総合地球科学研究所「地域環境知プロジェクト」、協力:屋久島町
09:00 :開会あいさつ:佐藤哲(地球研)
09:10 :屋久島国立公園について:加藤倫之(環境省)
09:25 :屋久島世界遺産の取り組み:松田裕之(横浜国大)
09:40 :屋久島森林生態系保護地域について:河野裕之(林野庁)
09:55 :休憩
10:15 :屋久島BR移行地域の可能性:岡野隆宏(鹿児島大学)
10:35 :ヤクシカ保護管理計画:則久雅史(鹿児島県)
10:50 :屋久島の自然保護運動の歴史:湯本貴和(京都大学)
11:10 :コメント:服部志帆(天理大)
11:20 : 討論 : 司会(松田裕之)
12:00 :閉会
日時:2012年6月21日17:30-19:00
場所:屋久島環境文化村センター(レクチャー室)
主催:日本ユネスコ国内委員会MAB計画分科会
(1)開催の趣旨
屋久島は1980年にユネスコエコパーク(BR)に登録され、1992年に東アジアBRネットワーク(EABRN)を開催した歴史があります。しかし、現在では、その担い手たるべき地域住民がBRのことをほとんど知らない状態にあります。他方、32年ぶりに日本から宮崎県綾BRが推薦され、7月のMAB国際調整理事会において採否が決定されます。また、同理事会では研究や保護に偏った登録地をsupport/study
sitesと いうカテゴリーに組み入れWNBR(世界BRネットワーク)から削除するかどうか検討することになっています。
そのため、屋久島BRにおいても、BRの担い手として期待できる参集者に対して、BRの行動内容を具体的なイメージとして参集者が想起できるよう説明する機会を設けることになりました。この場で、屋久島BRを活用した地域づくりの可能性を議論して頂ければ幸いです。
(2)参集者
BRの担い手として期待される者として、(A)自治体のリーダー(首長、議員)、行政の環境保全・地域づくり・観光担当者、地域のリーダー的存在(環境、地域づくり、伝統・風習に精通した古老的な方、知識人)、(B)屋久島の保全・利用に関わりの深い行政・研究者に参加を呼び掛ける。
(3)主催者 日本ユネスコ国内委員会MAB計画分科会
(4)プログラム案
17:30 :開会のあいさつ (簡単な趣旨説明):司会:松田裕之
17:35 :挨拶:文科省
17:40 :自己紹介:屋久島町、鹿児島県 林野庁 環境省から1名ずつ
17:50 :MAB計画の概略:酒井暁子・松田裕之(横浜国大)
18:10 :屋久島BRの窓口について
18:30 :コメント・討論
19:00 :閉会
参加ご希望の方は松田matsuda(@)ynu.ac.jpまでお知らせください。