海の保全生態学

松田裕之 (2012) 海の保全生態学. 東京大学出版会   更新

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 本書は、私の半生の集大成として、今まで取り組んだ研究成果、直面する社会問題への私なりの解と、それを導くまでの経緯、社会に発信する道筋をまとめたものである。
 私は京都大学理学部生物物理学の出身で・・・水産や海洋保全の分野に進んだのは、1989年に水産庁中央水産研究所に職を得てからである。・・・それまでの資源学は、今までの経済学のように、定常状態を仮定したものだった。多くの水研の研究者にとって、教科書に載っている理論と、自分が直面する問題が乖離していた。私のように外部から参入した者の方が、基礎に捉われず、自由なものの見方ができたのかもしれない。
 水研に異動するまで、私は進化生態学を志していた。・・・その後、生態学の主流は、環境問題に答える保全生態学に移っていった。・・・これも、数理的手法が活躍できる課題だった。そして、利用する側と保全する側と、攻め方は違うが、資源管理と保全生態は、同じ物事の二つの側面と考えられた。当時は、この両者を対立的に見るほうが主流だったかもしれないが、私の中では、「利用と保全の調和を図る」ことは、始めから一つのことだった。今では、それは自然保護団体も含めて、共通の認識になりつつあると思う。
 当時は、科学的に安全が証明できない問題は人間の手を加えないか、万全の対策を立てることがしばしば求められた。これは予防原則と呼ばれた。他方、順応的管理といって、わからないことがあることを承知の上で、管理を実施しながら計画を見直し、仮説を検証していく仕組みが推奨された。・・・
 ・・・欧米では、野生動物保護管理は水産資源管理と同じ学科になっていることが多い。・・・水産資源管理でやりたかったことが、エゾシカで実施できたといえる。・・・
 九大時代から「日本の環境リスク学の母」である中西準子さんに誘われて「環境リスク学」の研究事業に加わり、マグロの絶滅リスクのように、不確実性を考慮した研究を進めていた。・・・2003年に、中西準子さんの後任として、横浜国大に異動し、・・・リスクは私にとって不可欠の概念となった。
 2004年から知床世界自然遺産の科学委員会に加わり、海域管理計画に携わることになった。当時横浜国大にいた牧野光琢博士との共同研究は、知床を世界遺産に登録する上でも、日本の沿岸漁業の共同管理を世界に知らしめる上でも、きわめてうまくいった。この取り組みが認められ、私は2007年に、日本人で初めてのピュー海洋保全フェローに選ばれた。世界の海洋保全生態学者が集まるその会合で、私はチリのファン・カルロス・カスティーリャ教授と出会うことができた。海洋生物学者だった彼は、自分の大学の臨海実験所に小さな禁漁区を設け、それが周囲の水産資源を守る効果を実証し、漁業者を説得して漁民が進んで海洋保護区を作るようになり、ひいてはチリの漁業法そのものを変えてしまった。彼の取り組みには、大いに学ぶところがある。【彼は、2012年10月に「生物多様性みどり賞」を受賞した。】
 本書で紹介するように、知床科学委員会の取り組みは「世界のほかの世界遺産のモデル」と賞賛され、国際コモンズ学会から世界の6つのインパクトストーリの一つに選ばれた。・・・さらに、ユネスコMAB(人間と生物圏)計画の日本MAB計画委員長になり、世界遺産とMABの二つの取り組みを担うことになった。同時に、知床海域管理計画を序章に紹介する形で、2012年に、講談社から「海洋保全生態学」という教科書を、文字通り文理融合の専門家を集めて刊行することができた。これは、海外の類書にも例がない。
 以上のような取り組みを評価いただき、2012年3月に、日本生態学会賞をいただいた。私に学位を与えていただいた寺本英氏(故人)、重定南奈子氏、川崎廣吉氏、高田壮則氏、日本医大時代にお世話になった品川嘉也氏(故人)、芦田廣氏、西山賢一氏、吉田昭彦氏、嶋田正和氏、水産分野に導いていただいた松宮義晴氏(故人)、石岡清英氏(故人)、和田時夫氏、岸田達氏、世界に導いていただいたPeter A. Abrams氏、巌佐庸氏、山村則男氏、難波利幸氏、東正彦氏(故人)、堀道雄氏、シカ問題を教えていただいた梶光一氏、常田邦彦氏、文理融合の研究を教えていただいた湯本貴和氏、佐藤哲氏、牧野光琢氏、リスク学を教えていただいた中西準子氏、岡敏弘氏、そして月尾嘉男氏、矢原徹一氏、金子与止男氏に特にお礼申し上げる。そして、東京大学出版会の光明義文さんに感謝する。彼には、私の原稿の整合性を取れるように、丁寧に読んでいただいた。彼の熱意と控えめな督促なくして、この本は生まれなかった。私の指導者だった方のうち、寺本さんを除く上記のかたがたは、皆、定年前に亡くなられている。私を評価いただいた方は、激しく短命の方が多いと、つくづく思う。ご冥福をお祈りする。


索引

「海の保全生態学」索引
日本語 英語 略語 備考
愛知万博 Aichi EXPO 142
愛知目標 Aichi target 67-69,71,73,156,160,172,175,179
秋田のハタハタ sandfish in Akita Prefecture 168, 183
アジ jack mackerel 53
アジア太平洋諸国の生物多様性観測ネットワーク AP-BON 158
アルゴリズム algorithm 26,27
安全率 safety factor 41
生きている地球指数 Living Planet Index 122
伊勢湾のイカナゴ sandeel in Ise Bay 168, 183
遺伝子汚染 genetic pollution 154
遺伝資源 genetic resource 123, 124
遺伝子の多様性 genetic diversity 122
遺伝的多様性 genetic diversity 139, 140, 150
移入リスク invasion risk 153
違法無規制無報告漁業(IUU漁業) Illegal, uncontrolled and unreported fisheries IUU fisheries 87
魚付林 fish-breeding forest 161,177
浮魚 pelatic fish 21,50,52,54,58-61,63,64,88,89,92,128
ウサギ小屋 rabbit hutch 44
海と海洋法条約に関する非公式協議 UN Open-ended Informal Consultative Process on Oceans and the Law of the Sea 145
海にやさしい水産食品 154
海の保護レベル 171
海は死につつある Are the ocean dying? 128
AEZ 181
History of Marine Animal Populations H-MAP 51
栄養段階 trophic level 89
エコラベル 154
エコロジカル・フットプリント(EF) ecological footprint 44
エゾシカ yezo deer 2,3,75,76,78-80,148
エゾシカ保護管理計画(道東計画) 75,76,79,138
エゾシカ保護管理検討委員会 143
エルニーニョ El Nino 53,56
エンドポイント endpoint 107
欧州連合(EU) European Union EU 49
オオワシ Steller sea eagle 80,81
オキアミ 175
雄化 imposex 136
親魚資源量 spawning stock biomass 9,10
オリンピック方式 85
カ行
海域管理計画 143, 145, 148
海中公園地区 87
海中特別地区 87
改訂管理制度(RMS) RMS 42
改訂管理方式(RMP) RMP 6,8,10,11,14,42,48,85,104
海洋環境保護委員会(MEPC) MEPC 151
海洋管理協議会(MSC) Marine Stewardship Council MSC 71
海洋政策 172
海洋生態系 125, 131, 155
海洋生態系保全 144
海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(TAC法) 95
海洋生物のセンサス 50
海洋認証制度(MSC) MSC 154
海洋保護区(MPA) MPA 69,71,72,87,133,139,146,147,160,168,170,171,173,175,177-180
カオス 56
(知床世界自然遺産登録地)科学委員会 scientific council 21-24,142,143,148,161,171
化学毒物 138
カタクチイワシ anchovy 52-59,64,88,92,129,182
価値観 33
過程誤差 process error 28
カトリカ大学 179-181
加入管理 recruitment management 133
加入量あたり産卵親魚量 SPR 62
かもしれない運転 29
カワウ 140
環境影響評価 environmental impact assessment EIA 82,132
環境影響評価法 135,136,142
環境化学物質 136
環境収容力 carrying capacity 9,96,101,111
環境省生物多様性総合評価検討委員会 158
環境団体 14,17,46-48,69,87,104,142,154,155,173,178
環境にやさしい漁業 environment-friendly fishery 131,154,155
環境負荷 70
環境変動説 56
環境ホルモン endocrine disruptive chemicals 138
環境要因 59
環境と健康によい水産食品 154
間接効果 indirect effect 134
間接効果の非決定性 indeterminacy 135
管理計画 management plan 2,5,6,28,29,42,47,136,142-144,149
管理哲学 133
気候変動 climate change 111
気候変動に関する政府間パネル(IPCC) IPCC 68,157
気候変動枠組条約(UNFCCC) UN Framework Convention on Climate Change UNFCCC 157
季節海氷域 Seasonal sea ice zone 143
機能 117
基盤サービス supporting service 125
供給サービス provisioning service 125-127
共生 symbiosis 123
共同管理 co-management 24,86,142,162,177,179
京都のズワイガニ snow crab in Kyoto 71,87,161,168,169,170,183
京都宣言の逆理 Paradox of Kyoto Declaration 101
共有地の悲劇 The tragedy of the commons 11,84
漁獲圧 62-63,99,100,107
漁獲可能量(TAC) TAC 15,16,40,63,84,85,92,97,103,105,112,113,146,165,174
漁獲係数 41,85,106,108
漁獲後資源量一定方策 constant escapement policy 132
漁獲統計 51
漁獲努力 fishing effort 99,101,138
漁獲努力量 fishing effort 86,100,102
漁獲率 96-103,107-111,113
漁業管理 fisheries management 66,105,132
漁業制度 fisheries institution 168,176
漁業法 176
漁業崩落 fishing down 89
漁具開発 65
漁具効率 catchability 65
魚種交替 species replacement 54-56,58,64,129
魚食文化 128
緊急回復措置 112,113
緊急減少措置 76
禁漁 16,96,102,107,108,112,167,171,172
禁漁区 144,146,170,178
悔いのない方策 non-regret policy 139
グリーンピースジャパン(GPJ) GPJ 45,46,104
グレンキャニオンダムの人工洪水実験 81
クロマグロ bluefin tuna 70,92,139,160,173
クロマグロの完全養殖技術 71
クロミンククジラ Antarctic minke whale 10,42,44,103
経済的割引 economic discounting 84
経済人 Homo economics 116
経済評価(TEEB) TEEB 68
経済割引率 economic discount rate 10
継続監視 monitoring 1,3,43,81
ゲーム理論 game theory 114-116
減少率 38,39
減数分裂の2倍のコスト two fold cost in meiosis 91
合意形成 consensus building 47,83,136
公海 high sea 128
公正さ 120,121
高度回遊性魚類 86
公平 equity 118,120
合目的性 teleology 119
合理性 119
国際管理 154
国際コモンズ学会 24,172
国際自然保護連合(IUCN) IUCN 21,37,89,142,143,171
国際捕鯨委員会(IWC) IWC 6,7,42,43,
国内移入種 150
国立公園普通地域 87
国連海洋法条約(UNCLOS) UNCLOS 15,84,86,87,95,105,108,128,145
国連環境開発会議 UNEP 74
国連気候変動枠組条約 UNFCCC 69,123
国連食糧農業機構(FAO) FAO 49,59,141
国連ミレニアム生態系評価 UN Millennium Ecosystem Assessment 125,126
互恵主義 mutualism 82
個体群管理 population management 75
個体群生態学 population ecology 141
COP10 67,71,155-163,172,173,175
個別割当量(IQ)方式 IQ 85
ゴマサバ spotted mackerel 53,88
固有種 endemic species 90
混獲 by-catch 65,86,87,139,144,154
サ行
最後通牒ゲーム 115,118,120
菜食主義 vegetarian 26
最大持続漁獲量(MSY) MSY 8-10,83,95-97,99,100,132
最大持続生産量(MSY) MSY 84,163
サイモン・レヴィン Simon Levin 4
サケ・マス管理計画 145
里海 Satoumi 150,151,176
里山 Satoyama 150,151
SATOYAMAイニシアティブ 69,159
サバ chub mackerel 130
サンクチュアリ 175
サンマ Pacific saury 53,64,88,92,93,130,174,175
産卵親魚 70-72,86,87,160
産卵場 spawning ground 55
CoML Census of Marine Life 160
資源回復確率 20,85
資源管理 stock assessment 70,107,108,122,141,
資源管理型漁業 86,168
資源減少 113
資源評価 20,70,86,103,105,107,108,112,113
資源変動 88
資源変動機構 103
資源量推定 85,132
自主管理 autonomous management 24,144-146,148,149,171,177
システム論 79
自然攪乱 natural disturbance 79135
自然再生事業指針 guideline for nature restoration projects 4,30-32
自然増加率 9,76,78,85,101
自然淘汰 natural selection 116,117,119
自然の学校 159
自然の恵み gift of nature 68,123,125,127,133
自然変動 natural fluctuation 93,94,107
持続可能性 sustainability 134,148
持続可能な漁業 sustainable fishery 25,59,65,66,99,104,131,148,155,173,178
持続不可能性 4
実現可能性の吟味 check of feasility 19
実行誤差 operational error 28
質点 116
シナリオ scenario 75
死につつある 34
似非順応的管理 5
CPUE catch per unit effort CPUE 89,112
市民ボランティア 156
species 90
囚人のジレンマゲーム prisonners' dillemma 82,114
自由貿易 free trade 87
住民参画 47
種間関係 interspecific relationship 56,58,134
種間相互作用 95-97,104,110,111
種の多様性 122
種苗放流 146,149,150,154
順応学習 adaptive learning 1,2,8,
順応性 81
順応的管理 adaptive management 1,4,5,6,8,12,14,18,48,59,81,82,85,86,96,101,103-105,113,124,133,149
順応的管理の7つの鉄則 26
上位捕食者 top predator 89
生涯産卵数 62
商業捕鯨 commercial whaling 42,43,46-48
商業捕鯨のモラトリアム 42
譲渡性個別割当量(ITQ)方式 85,175
情報公開 66
初期資源量 initial stock size 12,101
食材の多様性 91
食品添加物 138
食料安全保障のための漁業の持続的貢献に関する京都宣言及び行動計画 101
スケトウダラ漁業 146
知床世界自然遺産 21,141-143,149,161,162
知床世界自然遺産候補地管理計画 147
シロナガス換算制 7
シロナガスクジラ blue whale 7,17,37,44,173
人為淘汰 artificial selection 140
進化生態学 evolutionary ecology 116,119,140
新管理方式 8
人工孵化放流 146
信頼関係 29
人類の滅亡まで残る普遍的真理 114
水銀 130
水産資源管理 136
水産資源保護法 108
推定誤差 measurement error 28
推定個体数 estimated population size 38
推定資源量 85
数理モデル mathematical model 98-101,134,135,139,140
スケトウダラ walleye pollock 59143144171
スケトウダラ根室海峡系群 148
スコラ論議 117
駿河湾のサクラエビ spotted shrimp 168,183
生活史 life history 111
生産調整 92
生存率 76,80
生態系 ecosystem 88,91,96,123,132,134
生態系アプローチ ecosystem approach 4,15,122,124,129,145
生態系アプローチの12原則 4
生態系過程 ecosystem processes 134
生態系管理 ecosystem management 75,81,104,105,132,133,135,144
生態系サービス(ES) ecosystem services ES 6.8,124,126,127,131
生態系サービスの資産評価 136
生態系全体の健全さ ecosystem integrity 134
生態系にもとづく漁業管理 ecosystem-based fisheries management 104
生態系の多様性 122
生態系破壊 151
生態系保全 141
生態系保全のための8つの戒め 6
生態リスク ecological risk 138
生態リスクCOE 158
生態リスク管理 24
生態リスク管理の基本手順 24
成長乱獲 growth overfishing 63
生物学的許容漁獲量(ABC) Allowable biological catch ABC 15,16,40,84,92,93,103,105,174
生物学的許容漁獲量(ABC)の決定規則 41,42,85,102,
生物学的収容力(BC) biocapacity 43
生物圏保護区 biosphere reserve 159
生物資源の利用と利益の公平な分配(ABS) access and benefit sharing ABS 67156
生物生態環境リスクマネジメント 5
生物多様性 biodiversity 124,126,134,135,159
生物多様性科学国際共同計画(DIVERSITAS) DIVERSITAS 69
生物多様性観測ネットワークの国内組織J-BON J-BON 158
生物多様性国家戦略 123,150
生物多様性条約(CBD) CBD 42,67,
生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES) IPBES 68,157
生物多様性の必要性 91
生物多様性保全国家戦略 42
生物文化多様性 biocultural diversity 157
世界標準 global standard 176
石西礁湖 Sekisei lagoon 30
石西礁湖の自然再生事業全体構想 32
責任ある漁業 responsible fishery 138
責任ある試行錯誤 6
責任あるまぐろ漁業推進機構(OPRT) OPRT 155
説明責任 accountability 33,75,133
絶滅危惧種 threatened species 91
絶滅危惧種判定基準 37,39
絶滅リスク extinction risk 38
遷移 succession 79,135
先住民 aboriginy 175,176,179,180
選択的漁業 selective fishery 65
選別機 size separator 92
全面禁漁区 146
相対資源量指数 112
想定内 26,28
遡河性魚類 86
底魚 demersal fish 58
損失余命 expected loss of longevity 137,138
タ行
第一種の過誤 type I error 82
ダイオキシン dioxin 130
大西洋クロマグロ Atlantic bluefin tuna 70
大西洋まぐろ類保存委員会(ICCAT) ICCAT 68,71,139,154,157
体長組成 size structure 113
第二種の過誤 type II error 82
タイマイ Hawksville turtle 37,87
大量死 78
大量絶滅の時代 era of mass extinction 134
多魚種(一括)管理 110,133
卓越年級群 strong year class 164
WCPFC WCPFC 154
WWFジャパン WWF Japan 46,70,104
WWFジャパンの対話宣言 14
試される大地 82
たもすくい網漁業 dip-net fishery 64
タラ cod 52
タラ戦争 cod war 128
だろう運転 29
単一資源利用の理論 110
単純さを求めよ,しかし,それを信じるな Seek simplicity, but distrust it! 30
中規模攪乱説 135
釣獲率 37
調査捕鯨 scientific whaling 47104
調整サービス regulating service 125-127
チリ Chile 179-182
定常資源量 102
定常状態 steady state 98-100
底性資源管理利用区域(MEABRs) 181
定置網漁業 set-net fishery 171
天然記念物 27
天然魚 wild fish 71
電綱社会 internet community 121
投棄魚 discarded fish 113
透明性 transparency 82
特定外来生物法 150
トド Steller sea lion 143,149
ナ行
内在的変動要因 59
内分泌攪乱(作用) 135,153
中池見 31
ナガスクジラ grey whale 7
名古屋議定書 Nagoya Protocol 67,68,156
為すことによって学ぶ learning by doing 2,82,104,149
鉛弾 81
成り年 57,164,166,167,172
21世紀『環の国』づくり会議 106
ニシン herring 52
2010年目標 2010 target (in CBD) 124
ニタリクジラ Bryde's whale 7
ニホンジカ sika deer 76,140
日本生態学会生態系管理専門委員会 4,30
日本ユネスコエコパークネットワーク(J-BRnet) 160
入会制度 176
人間の福利 human well-being 126,148
根付きのサバ 55,57
根付きの資源 179
根回し 119
年齢組成 age structure 113
農林業被害 80
ノーテイクゾーン no take zone 175
ハ行
排他的経済水域(EEZ) EEZ 15,72,84,95,105,128
バード・ストライク avian collision 27
バラスト水 ballast water 151-153
バルチック海 52
反証可能 58
反証可能性 falsifiability 81,82
繁殖価 reproductive value 61,63,113
繁殖ポテンシャル reproductive potential 63132139
繁殖率 76,80
反捕鯨主義 43
ピグマリオン症候群 116
被食者 prey 97-101,103
被食者資源量 102
非定常 10,56,84,132,133
非定常系 88
非定常性 non-equilibrial 96,108,110
非定常生物資源 63
VMS Vessell monitoring system VMS 182
フィードバック制御 feedback control 1,2,101,103,105,109,138
風力発電所 wind power plant 27
フェーズアウトルール phase-out rule 12
不確実性 uncertainty 27,96,108,110,137
複雑性 complexity 96,108,110
不平等 119
不飽和脂肪酸 unsaturated fatty acid 130
プランクトン plankton 54
文化的サービス cultural services 125,126
平均資源量 99
ベイズ推計法 Bayesian estimation 12
ベビーブーム baby boom 40
便益性 136
返済能力 78
豊漁貧乏 53,60
捕獲枠算定規則 12,27
保護区 protected area 69
保護水面 87
補助金 172, 173
捕食者 predator 97-103
保全生物学 conservation biology 117
保全生物資源学 141
北方四島 143
ボトムアップアプローチ 24
ホリングの機能的反応 6
マ行
マイワシ sardine 21,42,52-59,61,64,88,93,111,129,130,163,164
まき網漁業 purse seine net fishery 64, 168
マグロ延縄漁業 34
マグロ類9割減少説 34
マサバ chub mackerel 53-58,61,63,64,88,93,163-166,168,172
マサバ太平洋系群 61
マリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン) MEL Japan 155
三すくみ説 cyclic advantage hypothesis 55,57,58
密度効果 density effect 9
ミナミマグロ southern bluefin tuna 17,18,25,37,39,40,89,92
ミナミマグロ保存委員会 37
ミナミマグロ保存条約(CCSBT) CCSBT 37
ミンククジラ minke whale 52
無責任漁業 149
May-Lernard軌道 57
メガネモチノウオ Napoleon fish 47
目視調査 11,76
目標資源量 101,102
もったいない 6
モラトリアム moratorium 8
ヤ行
薬害エイズ禍事件 81
野生生物管理 wildlife management 136,140
有機スズ(TBT) TBT 136,
有識者会議 24
ユネスコMAB計画 UNESCO's Man and the Biosphere Programme 159
要回復資源 107,112
洋上交換 153
要素還元主義 74
ヨコワ 71
余剰生産力 surplus production 9,10
予防原則 precautionary principle 3,43,74,91,104,107
予防措置 precautionary measures 107,108,111
ヨーロッパウナギ 50
ラ行
羅臼漁協 144, 171
乱獲 overfishing 16,54,59,65,71,83,86,92,93,96,107-110,113,124,128,129,139,155,173,175
利益 118, 128
利害関係 178
利己的な遺伝子 selfish gene 140
リスク risk 28,75,81-83,85,135,137
リスク管理 risk management 19-21,28,29,75,85
リスクコミュニケーション risk communication 82
リスク評価 risk assessment 20,80,137
領海 127
零細漁業 artisanal fishery 175,180,182
レジームシフト regime shift 88
レッドリスト Redlist 37,89
ロイヤルナショナルパーク 178
ワ行
わかりやすい方策 140
ワシントン条約(CITES) CITES 43,47,48,67,69,

訂正

P204 左L8: はまき網漁業 → 削除
P204 右L15 まき網漁業 168 → まき網漁業 64, 168